イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

授業紹介 -かもあし-

怒涛の期末試験期間が終わり、待ちに待った冬休みになりました!!!!
人生で1番といっていいほど長期休みを待ち望んだ日々だったと思います
今日からは、日本人学生のみなさんに今学期履修した授業の中で面白かったものを紹介していただきます!!
皆さん専攻がバラバラで、専攻以外の授業を取っている人がほとんどなので面白い記事になると思います!!

ではいつも通り筆者兼管理人の私、かもあしの授業紹介から始めさせていただきます
いつかの記事でも書いたのですが、今学期私が履修したのは
1. 中級ミクロ経済学
2. 中級マクロ経済学
3. Digital Advertising(デジタル広告学)
4. Popular Culture (現代文化の授業)
以上の4つでした
今回はこの中からDigital AdvertisingとPopular Cultureを紹介したいと思います

まずDigital Advertisingですが、簡単に内容を説明すると
最新のIT・デジタル技術がどのように広告に活用されているかを学ぶというものです
教授は中国系の方で、とにかくIT系の分野に強く筋金入りのITオタクって感じの人でした
教員控室にはVRヘッドセットがいくつもあると授業中によく自慢していました
授業はPowerPointを見ながら教授が最新事情を紹介していく形式で、授業評価はグループでのプレゼンと、毎週個人で書く400語程度のブログがメインでした
授業で扱った題材は、VRが実際の広告に如何様に使われているかや、情報セキュリティの問題点などについてでした
グループプレゼンテーションは授業の題材について各々の意見をまとめるものが多く、
また「イリノイ大学のアメフトの試合の観客動員数を増やすにはどうすればいいか、授業で扱ったITの技術を踏まえながら提案しなさい」といった生徒に創造性を求める課題もありました
教授の評価は厳しくなくむしろ甘いくらいなので、この分野に興味のある方には履修を強く勧めます

次にPopular Cultureですが、今学期私が最も手こずった授業でした
アメリカの現代Cultureについて学ぶという内容だったので、アメリカ人が好きなCultureについて教えてもらえるのかなと軽い気持ちで受けたのがそもそも間違いでした
まず授業が実は中級で、本当は初級の授業を取ってから履修するのが普通なのですが、これを教授から知らされたのが履修削除期間を過ぎてからでした
内容も過去の社会学者の理論を現代Cultureを例として紹介するというゴリゴリの社会学の授業でした
日本語でも難しめの内容を英語でやりながら、しかも毎週結構な量のReadingが課せられたので、毎週ヒーヒー言いながらなんとか消化していました
中間・期末試験も社会学者の名前とその理論を20人分くらい覚えなければならずかなり重めでした
さらに最終課題として、アメリカのPop Cultureの事例1つについて7ページ以上のPaperが課せられており、ついさっき提出することができました
ただ悪いことばかりでもなく、教授はめちゃくちゃ明るい人で、周りの生徒もとってもフランクで優しく話しかけてくれる人ばかりだったので、なんだかんだ毎回の授業は楽しかったです
アメリカの若者が好きなドラマや映画、音楽をたくさん教えてもらえたのでこの授業から得られたものは多かったです