イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

春学期 授業紹介 〜森岡〜

こんにちは。地理学専攻 (Department of Geography & Geographic Information Science) Ph.D.プログラム1年目の森岡です。今期の時間割はこんな感じ。地理(GEOG)が3科目、コンピュータサイエンス(CS)が1科目です。

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■GEOG-440 Business Applications of GIS(約30名)

GIS(地理情報システム)の応用を学ぶ授業。実際のビジネスにどう生かすかを中心に、午前中は講義、午後は演習形式で学びます。具体的には、商圏分析や配車計画の策定などです。指導教員が担当で、最も取りたかった授業の1つです。宿題・試験等が多く大変ですが楽しくやれてます。

 

■GEOG-595 Advanced Seminar in GIScience(約25名)

最新のGISと健康に関連する論文について取り上げ、受講生間で毎週議論する授業。持ち回りで論文紹介のプレゼンをします。英語で話す準備をするたびに、段取り力のなさを痛感。イイ訓練になっていると信じつつ、必死に喰らいついてます。

 

■GEOG-491 Research in Geography(約8名)

研究テーマに応じたProposalを書く練習をする授業。研究テーマが未だ曖昧な自分にとっては、知見を広げ、深めて、絞り込むいい機会です。賢い同級生に囲まれ圧倒されつつ、たくさん良い刺激を貰っています。

 

■CS-412 Introduction to Data Mining (約50名)

コンピュータサイエンス学科のデータマイニング概論。他学科の授業ですが、位置情報ビッグデータから有用な知見を見出すのに今後役立つかなと思い履修。概論とはいいつつもPrerequisiteがあり、プログラミング実装を宿題として沢山求められたり(授業では理論の紹介のみ)、最後は期末試験+チームプロジェクトとなかなか重たいです。CS専攻の友達を作って助けてもらいながら進めています。

 

■EPI Practice (マンツーマン)

イリノイ州でTAとして働くには、英語運用能力を証明せねばならず、TOEFLのSpeaking 24点以上か、独自の運用能力試験(English Proficiency Interview)にパスしなければなりません。そのEPIに向けた個人レッスンです。Intonation, Message Units, Schwa sounds 等、英語らしい音、言葉遣いをどこまで得とく出来るか、4月の試験に向けて特訓中です。

 

以上が自分の今期の履修科目です。先学期以上に、継続した努力が求められ、しんどい時もありますが、Office Hour等を活用しながら最後まで乗り切りたいと思います。では、また。