イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

SAKANAYA

待ちに待ったThanksgiving breakが木曜日から始まりました‼️

11月17-19にボストンキャリアフォーラムが開催され、アメリカの町のたった一つの会場に日本人が一堂に会するという異様な環境を体験してきました

 

イリノイの日本人学生Thanksgiving breakは各地で過ごしているので、来週からはそれぞれの過ごし方について書いてもらいたいと思っています

 

今回は、イリノイ大学No.1グルメと名高い平山君に、キャンパス内でダントツでクオリティの高いSAKANAYAについて紹介してもらいます‼️

 

こんにちは、平山です。
前回の自己紹介に続きまして今回はシャンペーンのレストラン街にある私のおすすめレストラン・SAKANAYAを皆さんにご紹介したいと思います。

・味…☆☆☆☆ 

・雰囲気…☆☆☆☆☆ 

・値段…$20〜
 
SAKANAYA。日本人でなく韓国人の経営する寿司屋。キムチ寿司とかは勘弁してほしい。グリーンストリートなるシャンペーンのレストラン街の奥にひっそりと佇む小洒落た店内に入りまず最初に目にしたのは、白人を含む長蛇の列。初訪問時はブログ管理者である、かもあし君の誕生日でもあり、30分ほどの待ち時間を経て着席。着席とともに韓国人と思われるスタッフが心優しく、丁寧な接客で迎えてくれる。日本の「おもてなしの心」を倣ったのか、はたまたチップのためか。前者であることを願いたいものだ。オーダーを済ませ、日本の某ブランドのビールと緑茶で喉を潤わせ、待つ。
注文したのは海藻サラダ、ちらし寿司を層にしたタワー、マグロ寿司セット、おまかせ握りあわせ、醤油ラーメン。
まず現れたのは、海藻サラダ。こいつを此処で見ることになるとは。見た目、不気味なほど緑。恐る恐る口に運ぶと、磯の香り溢れる。味、文句なし。胡麻油と丁度よい塩加減が食欲増進。

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次に現れたのは、おすすめの寿司タワー。ちらし寿司やネタが層となり、タワーを構成している。はっきり言って、これは寿司ではない。アメリカ流の解釈を加えただの、そんな言い訳は許されない。ひとくち、ほおばる。すまない、SAKANAYA。うまい。追撃するようなピリ辛で優勝。ボリュームも意外にあって、10ドル以下。

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メインのマグロ握り盛り合わせとおまかせ盛り合わせが到着。見た目、それっぽさはある。皿の隅に配置された巻物、米粒が切り口から溢れ出しておりディザスター。寿司を、喰らう。久しぶりの酢飯だ。しっかり“酢飯”を感じる。なかなか悪くない。ネタ自体は日本の100円均一の寿司レベルだが、ここがアメリカのド田舎であることを考えると素晴らしいレベルだ。スーパーで売られている寿司も試したが、それと比べるにはあまりに申し訳ないほどのクオリティ。

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シメの、醤油ラーメン。OZU RAMENというラーメン屋がグリーンストリートには存在するのだが、そこの醤油ラーメンは豚骨ベースであり、私達の想像する純粋な醤油ラーメンではない。“昔ながらの醤油ラーメン”を欲していた私にはドストライク。このラーメンの味を例えるのであれば、インターチェンジの食堂のラーメン。分かるであろうか、あの絶妙な味を。高速道路という砂漠に突如現れる至福の一杯。それに近い。アメ公の生み出した産業廃棄物・ハンバーガーで狂った味覚に響く一打。麺はちぢれ、スープはインスタント。うまい。すすればすするほど、ジャパン。

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SAKANAYAは確かにグリーンストリートの中では高額で、このときは誕生日ということもあり合計82ドルほどであったと記憶している。しかしこのシャンペーンという地でこの値段を出す価値は、たしかにある。
 

イリノイ大学交換留学を志望しているが、「日本食が恋しくなりそう、イリノイ大学は田舎だから寿司なんて食べれないでしょ?」と思う方へ。
安心してください、寿司と日本のビールで優勝できます。