イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

自己紹介 - イキリキャシー・アオイサバミソ

こんにちは!国際教養大学4年のイキリキャシーです!

すでにブログを書いていて、そこでの名前がイキリキャシーなのでそのまま使いました。

この留学体験記とは真逆の役立たずブログですが、「笹かまコンビーフ」も何卒よしなに。

久しぶりに更新しようと意気込んでおります。

 

イキリキャシーはたった今、すでにサマータイムに入っていることを知りました。

一人だけ時間を勘違いして半月も過ごしていたのかと焦りましたが、スマホも腕時計も勝手にサマータイムを採用してくれていたようです。

と書いていたら、追加情報が来ました。

どうやらサマータイムは今日(= 三月の第二日曜日)からだそうです。

人間って、愚かだ。(cv. SUUMO)

こんなことばかり書いていたら怒られそうですね。

閑話休題。そろそろ本題に入ります。

 

まずは留学の目的…と言いたいところですが、留学期間のことを書いておきましょう。

残念なことに、私だけ1学期の留学なのです。

これはもう想像に難くないことですが、あの憎きコロナのせいです。

本当は2020年秋学期から1年間留学できていたはずなのに、延期に延期を重ねた挙句に短縮。

そういうわけで後輩ちゃんたちは1年間なのに、私だけ1学期となってしまいました。

遺憾の意を表明したところで、留学の目的に移りましょう。

 

次は留学の目的…と言いたいところですが、目的自体は「卒業のため」です。

国際教養大学は留学が卒業条件になっているので、留学しないと卒業できません。

しかし、私だってただの愚か者ではありません。

留学の目標というものはきちんと定めて留学に来ました。

イキリキャシーに言わせれば、目的と目標は違うのです。

それは「国際教養大学で学べないことを学ぶ」こと。

私は昔から認知科学に興味を持っていて、あわよくばその研究をしながら生涯を終えたいと思いながら生きてきました。

しかし、困ったことに国際教養大学では心理学の授業が2つしか開講されていません。

なら留学先で勉強したらいいじゃないか!

それに気づいた私は、意気揚々と心理学に強い大学を調べ始めました。

提携校の中で心理学に強い大学の一つがUIUCだったのです。

3回の延期を経て、私はようやく国際教養大学で学べないことを学ぶためUIUCに来ることができました。

その中身については、授業紹介の記事で別途書くべきでしょう。

あまりだらだらと書いてもアオイサバミソのスペースがなくなってしまいます。

 

本当はもっと知的な文章を書きたかったのですが、人生はそう容易く行くもんじゃないです。

コロナのせいで留学が1学期になったことに比べたら、瑣末な問題でしょう。

続くアオイサバミソの自己紹介、イリノイ大学留学体験記の他の記事、そしてイキリキャシーの笹かまコンビーフも何卒よしなに。(2回目)

 

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こんにちは。国際教養大学国際教養学部2年のアオイサバミソです。

 

アオイサバミソはたった今、すでにサマータイムに入っていることを知らせました。

アメリカの文化は日本のものとは相違点が多く、毎日が新鮮です。こちらに来て一番驚いたのは、高い木にいくつものスニーカーが結び付けられていたことです。アメリカって素敵な国ですね。

そんなアメリカのUIUCに留学をすることを決めた理由、目的を書きたいと思います。

 

私たちの国際教養大学では、1年間の留学が義務付けられています。そのため、留学を見越しての入学でした。

留学先を決める際、 ‘英語圏’というのが私の中での絶対条件でした。

国際教養大学は全ての授業が英語で行われます。(第ニ言語もしかりです。日本人が英語でフランス語を学ぶというカオスに陥ります。)

今まで培ってきた英語力を試したいという思いから、英語圏への留学を視野に入れていました。そして、私の専攻であるadvertisingに強いということで、UIUCを選びました。

一年の留学を通して、生きた英語を使いこなす英語力を身につけたいと思っています。国際教養大学では授業などで使われる学術英語にしか触れてこなかったので、日常会話でも堅い英語になってしまうのです。ジョークなんかも英語で言える様になりたいです😎

このブログもこれからもっとフランクに書いていこうと思います。

よろしくお願いします!!

Thanksgiving/冬休みの過ごし方 - ゆずき

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2カ月ぶり3回目のゆずきです。

 

Thanksgiving breakと冬休みはそれぞれカナダ、アメリカ・グランドキャニオンを訪れました。留学あるところに旅あり、ということで、ぼくの辿った旅路を紹介していこうと思います!

 

【Thanksgiving Break】11/20~11/28

アメリカ留学といえばカナダ旅行だよね! ということで、Thanksgiving Breakの間はカナダ中東部に行きました。補足するとイリノイ大学ではAcademic year中に3回の長期休暇があります。2021年度のスケジュールは以下の通りです(冬休みのスタートは試験日程により前後します)。

 

11/20/21~11/28/21              Fall Break (Thanksgiving Break)

12/18/21~1/17/22                Winter Break

03/12/22~03/20/22              Spring Break

 

今回はシカゴから飛行機→ケベックモントリオール→オタワ→トロント→ナイアガラの滝→バスでシカゴへ着弾 というルートで巡りました!

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ケベックからトロントまで続く街道は特にメープル街道と呼ばれていまして、9~10月ごろには絵に描いたような紅葉を楽しむことができます。

観光地の紹介はひろあきさんが書いてくれたので、今回はプランを立てる上で注意すべきことに絞って書かせていただこうと思います。

 

(費用)

宿泊費 $290

旅費     $650(行き飛行機、帰りバス)

現地での食費・雑費 $300

国をまたいで1週間の旅行と考えると、最低でも$1200~はかかると思います。飛行機のチケットは早めに売り切れてしまうので、遅くとも2週間前までには買っておくのがベストです。ぼくはチケットを買うのが遅すぎて空港泊になりかけました。

 

(移動)

シャンペーンからシカゴへの移動手段は ①Peoria Charter (バス、キャンパス内から空港まで行ってくれる) ②Amtrak (電車、安い) ③ Greyhound(バス、まあ安い)④友達に送ってもらう などがあります。油断していると丁度いい時間の便は売り切れてしまうので、これも早めに準備するのがよいと思います。

カナダ内での移動は・VIA Rail(列車)・バス の二択になります。11月中旬にはすでに落葉しているので個人的にはバスでもよいかなと思います。

 

(宿泊地)

ケベック:Hi Quebec, モントリオール:Hi Montreal, オタワ:ByWard Blue Inn, トロント:Planet Traveler Hostel, ナイアガラ:Days Inn by Wyndham Fallsview

に泊まりました。Hi ○○系のホステルは多くの場合最安値、しかも(アメリカ含め)都市部には大体あるのでチェックしてみることをおすすめします。

 

(注意点、という名の反省)

・なぜか月~水曜の昼までほとんどの博物館や観光スポットが休業していたので、オタワでは国会議事堂を眺めるだけで一日が終わりました。非常につまんなかったので営業時間は要チェックです。

・どの旅行にも言えることですが、国内の観光地と比べて規模が桁違いなので、地図上で近くても歩ける距離かどうかちゃんと確認したほうがいいです。

トロントのEaton Centreでブラックフライデーを迎えましたが、思ったより空いていて快適に買い物ができました(COVID情勢も関係しているかもしれません)。

ケベックは本当に良かったので、人類のみなさん、最低3回は行ってください。

 

 

【冬休み】

冬休みは以下のような日程で過ごしました。

Week1: シャンペーンに滞在

Week2: グランドキャニオン(12/25~1/3)

Week3:    シャンペーン

Week4: シャンペーン

 

留学あるところに旅あり、とか豪語した人のスケジュールとは思えませんね!なめてるんですか?

 

残念ながら、世はCOVID時代。むしろ旅行は断念すべきでしたが、渡航先の感染状況、および移動に伴うリスクを考えて、1週間のみ旅することに決めました。

目的地は、ひろあきさんが誘ってくれたグランドキャニオンに決めました。冬のグランドキャニオンという変わった選択ではありますが、なかなか良かったです。

 

シカゴから飛行機→ラスベガス→カナブ→ページ→モニュメントバレー→グランドキャニオン→セドナ→ラスベガス というルートを巡りました。移動手段はすべてレンタカーを使いました。

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「留学中、新年をどこで過ごすか」というのは悩ましい問題ですが、グランドキャニオンは満天の星空が見れて、日の出の名所もありますのでなかなかおすすめです。ニューヨークが動の新年ならこちらは静の新年といった趣で、自分の好みにぴったりでした。

 

こちらでは現地でとった写真を紹介するに留めます。みなさん機会があればぜひ行ってみてください~

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出発地点ラスベガスのStrip Streetです。チャーミングな建物がたくさんあって歩いているだけで楽しいです。

 

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こちらのHorse Shoebendでは崖の淵ぎりぎりまで近づくことができます。命を落とす危険性とインスタ映えする魅力とがせめぎ合っています。

 

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Monument Valleyからほど近い場所にあるForrest Gump Pointという名所です。アメリカを肌で感じましょう。

 

以上です!お読みいただきありがとうございました

Spring 2022 - いりぱん

超超おひさしぶりです。イリノイも極寒の冬を迎え、日々凍えながら生きてるイリノイパンダです。今回は僕が今セメスターに履修している授業を紹介します!!!

 

PS 280 International Relations

第二次大戦後から始まり、学問としてまだ歴史の浅い国際政治のイントロ授業です。最近はウクライナ情勢が緊迫しており注目を集めている分野ですね。International Relationsとは簡単に言うと、人類の失敗(二度の世界大戦)を反省し、第三次世界大戦を起こさないためにどういうグローバルシステムを構築するかを考える学問です。戦争が起こる仕組みや20世紀以降の世界情勢を学問的に分析したりしています。この分野はアメリカが最先端で、ホワイトハウスの外交・防衛政策にも国際政治学者が関わることもあります。なのでアメリカで国際政治を学ぶのは価値あります。ちなみに授業はイントロなので前提知識は不必要で、そんなに理解が難しいものではないです。

 

INFO 407 Intro Prog Python for Data Sci

世界一人気の高いPythonというプログラミング言語を、データ分析に使えるようになるための授業です。400番台ですが、初歩の初歩からやるので一応初学者でも取れます。ただ授業の進行速度が結構早いので、自分で予習したり少しプログラミングに触った経験があるといいと思います。これに似た授業に「STAT 207 Data Science Exploration」という授業があって、学期初めにこれも履修していたのですが、感覚的にはやってることはほぼ同じで、STAT20の方が授業でやるプロジェクト量が多く進みも早いかなという感じです。時間を割いてよりガチでデータサイエンスをやりたい方はSTAT207の方がおすすめです。

 

BDI 475  Introduction to Data Analytics Applications in Business

これもINFO407に似た授業でPythonを使ってデータ分析を行います。ただINFO407と違うのは学期の後半でリアルプロジェクトを多くやるので、実務っぽいことをやる感じだと思われます(まだ学期前半なのでわかってないです)。ちなみにこれは初学者大歓迎クラスなので、Pythonや他のプログラミングの経験がない方はこちらがおすすめ。

 

CS 440 / ECE 448 Artifitial Intelligence

CS全米5位、ECE全米2位との噂もあるUIUCでこの授業を取らない理由はありません()。教授がマーク長谷川ジョンソンという日系アメリカ人で、MITで学士から博士まで取った天才タイプのお方です。機械学習の理論を基礎から応用まで全部教えてくれる + 2週間に1回、自分でコード(Python)を書いて実装するという鬼むず授業となっております。AIをガッツリやるのはおそらくこれだけで、400番台なのに履修者が300名以上の大人気授業です。キツイ分、実力はつくと思うので、せっかくの機会にぜひ。

 

今学期はPython3つ、政治学1つという布陣になりました。こんな履修をしといて何ですが、プログラミングは前のセメスターから独学で始めたペーペーです。いろんな独学サイトがありますが、僕はCodecademyというサイトを使ってました。このサイトだけで、完全初学者からCSの授業で「そんなには困らない程度」にはなったので、プログラミング未経験で「せっかくUIUCに来たからにはCSとってやるぜ!」という意気込みの方にはおすすめです!

 

 

 

Thanksgiving - ひろあき

こんにちは、すっかり年が明けて2月になってしまいましたが、昨年秋のThanksgiving Breakについて紹介したいと思います。
 
Thanksgivingについては前の留学生のきさらさんがとても分かりやすく説明してくださっているので、それを載せておきます。
 
アメリでは11月の下旬に、Thanksgiving holidayという1週間程度の休暇があります。現地の学生は実家に帰り、Turkeyを食べたりして家族との時間を楽しむのですが、寮に住んでいる交換留学生の多くは休暇中は寮を追い出されるということもあって、旅行に行く人がほとんどです。
 
コロナ禍以降初めて、アメリカとカナダの旅行目的の移動が解禁されたことで、1週間の休暇を利用して、カナダの東海岸を回りました!カナダは11月でも結構寒いので、防寒着を忘れずに持っていくことをおすすめします。
 
【旅程】
Chicago - Quebec - Montreal - Ottawa - Toronto - Niagara Falls - Buffalo - Chicago
 
【交通】
Chicago - Quebec 飛行機
Quebec - Montreal - Ottawa バス
Ottawa - Toronto 列車
Toronto - Niagara Falls - Buffalo - Chicago バス
 
【宿泊】
大半をHostelに宿泊しました
 
【観光】
Quebec
Quebecはフランス語圏の文化の影響を強く受けており、町並みはヨーロッパそのものです。公用語はフランス語ですが、バイリンガルの人が多いため英語で大丈夫です。こじんまりとした街なので、公共機関を使わずに歩いて散策できます。
 
写真映えするスポットが多いので、カメラ好きな人にもおすすめな街です。

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Quebecの街を一望できる公園では、クロスカントリーの全国大会が行われていました。

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11月でも雪が降ったりと結構寒いです。一足先にクリスマスが始まっていました。

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Montreal
Montrealでは徒歩だけでの移動は難しかったので、地下鉄のパスを購入して回りました。
 
聖ジョゼフ礼拝堂は残念ながら前庭の工事中でした。

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McGrill Universityは医学や化学分野が有名な大学だそうです。大学のすぐ後ろにはモン・ロワイヤルと呼ばれる小高い丘があり、モントリオールの街を一望することができます。

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美食の街と言われるMontreal
スモークミートという塩漬けにした牛肉を挟んだサンドウィッチが有名なSchwartz'sに行きました。
お店の前に列ができていることが多いですが、回転率がいいのですぐに店内に入ることができます。スモークミートサンドと一緒にピクルスを頼んで味変しながら食べるのがおすすめです。

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Ottawa
カナダの首都であるOttawaには様々な政府系機関の建物があります。

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カナダの全州の旗が掲揚されていました。

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官公庁街があるのみで、あまり観光するところはないので、時間がない場合はスキップしてもいいかもしれません。
 
Toronto
Torontoに入ってくると、アジア系の人口がぐっと増えます。Torontoには安くて美味しいアジア系のレストランがたくさんあるので、ここで食いだおれすることを目的にした旅行もいいかもしれません。

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セントローレンスマーケットでは、コーンミールベーコンのサンドイッチを食べました。

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Niagara Fall
世界3大瀑布であるNiagara Fallsではカナダ滝とアメリカ滝の両方を楽しめるカナダ側に宿泊することをおすすめします。ただ、カナダ側にはカジノがあるため、自然いっぱいというよりはギラギラの人工物もあります。自然が好きな方はアメリカに宿を取るといいかもしれません。

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アメリカ滝

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カナダ滝
アメリカ側とカナダ側は橋でつながっているので、歩いて国境を渡ることができます。通行料がかかるので、コインが必要です。

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Buffalo
Chicagoに帰るためのバスを待つのに滞在しました。近くにあったショッピングモールでブラックフライデーセールの残り香を楽しみました。
 
カナダではワクチンパスポートの制度が整備されており、街中の至るところでワクチン接種の証明が求められ、アメリカとの公衆衛生意識の違いに驚きました。コロナ禍を経てどのように感染対策をしながら経済活動を再開するかという制度設計に関して、日本とアメリカ以外の国の様子について知る機会になりました。Final前の貴重な息抜きの旅でした!
 

Fall 2021 - KY

こんにちは。慶應から来ているKYです。
 
Thanksgivings(秋休み)も終わり、だいぶ寒くなってきました。
そして秋学期もあと2週間ほどで終了です。
 
という訳で、他のみんなにやや遅れを取りましたが今回は秋学期の授業紹介です。慶應では、制御系を中心に電気系・力学系・情報系など幅広く履修をしていましたが、こちらでの履修科目は以下の通りです。
CS225 Data Structure
SE320 Control Systems
SE361 Emotional Intelligence
CMN101 Public Speaking
ENG 398 Grainger Engineering Design your Experience
上の二つが理系科目でそれ以外は違います。何しに来たんだって感じですね笑。
一応すべて対面で受けていますが、録画された講義を後で見られるようになっている授業もあります。
 
最初に理系科目の履修制限に関して軽く説明すると
多くの理系授業にはPrerequisiteと呼ばれる、あの授業を事前に受けていないとこの授業は受けられませんと言うようなものが設定されていますので、システム上はそこで引っかかります。あるいは特定の学部のみに履修が許可されていると言う場合も引っかかります。
ですが、基本的に学部のアドバイザーにメールを出して交渉すればOverrideといってエラーを取り除いてもらって履修できることが多いです。
履修できないパターンとしては、授業が人気で、交換留学生が履修申請できる期間には既に席がすべて埋まっている、と言うような場合だと思います。(僕はこれで春学期の履修にやや困っています(T o T))
 
 
では授業紹介です。
 
CS225 Data Structure
C++を用いてデータ構造について学びます。データを保存する様々な手法に対し、実装を通じてそれぞれのメリット・デメリットを学びます。一概にどの手法が良いか悪いかと言う訳ではなく、状況によって最善の方法をデザインすることの重要性について説かれます。ほとんどのCSの生徒はこの授業を高く評価しているようなので、この方面に興味があるなら履修してみるべきだと思います。ただ課題の量はかなり多いです。
Lab(毎週の軽めの課題)とMP(隔週の重めの課題)とFinal Project(11月頃からスタート)に真面目に取り組んでいれば良い成績が取れそうです。
課題の早期提出したり、日替わりのプログラミング練習問題に取り組んだりすることでもらえるExtra Creditも豊富です。不安な人でも時間をかければ力を付けながら成績も伸ばせると思います。Exitra Creditはゲタを履かせてくれるための点数みたいな感じです。
あと特徴的だと思ったのは試験がCBTFと呼ばれる図書室の地下のパソコン室で受ける形式だったことでしょうか。
 
 
この辺りで他の人の記事を読んで分量ミスったなと思いました。以降は短めに書くつもりで。はい。
 
SE320 Control Systems
古典制御に関する授業です。ラプラス変換から入り、PID制御や位相補償制御のデザインまで扱います。実はこれ想定していた内容と違って既習範囲だったのですが、Labのセクションで楽しいことをやるかもという期待と、復習という名目で履修を続けました。LabではMatLabでのシミュレーションと実機はモータを扱いました。
ちなみにLabのレポートは日本の実験レポートとは比べ物にならないくらいゆるいです。
 
SE361 Emotional Intelligence Skill
 
IQの対となる概念?として提唱されたEmotional Intelligenceについて学びます。アクティビティやディスカッションがほとんどの最もアメリカらしい授業だと思います。宿題や小テストの負荷は平均的な授業より小さいと思います。1回だけグループプレゼンテーションがあります。
SEの授業扱いとなっていますが、理系要素は全くありません。自己啓発や哲学などが好きな人にオススメです。リーダーシップや人間関係、コミュニケーションなど色々なことについて話します。少人数かつインタラクティブな授業なので友達が出来やすいと言うメリットもあると思います。
 
CMN101 Public Speaking
 
人前でのスピーチの技術を学びます。試験はなく、1学期に5回あるスピーチの評価が成績の大部分を占めると認識しています。Non-Native用のセクションがあり、僕はこれを取りました。どんな違いがあるか分かりませんが、背伸びしてNative用を取る選択肢もありかと思います。おそらくNon-Native用の方が緩いと思います。
少人数制であることやFreshman(1年生)が多いことなど、友達が作りやすい条件が揃っているのはメリットだと思います。ちなみにNon-Nativeのセクションは僕とあと一人を除いて全員が中国人で驚いたのを覚えています。
 
ENG Grainier Engineering Design your Experience
 
The Grainger College of Engineeringと言うのが工学部の名前でして、交換留学生としてここで学ぶにあたって知っておいた方が良いことを共有してくれると言うような授業です。必修ではありませんが、履修が推奨されています。1単位分の授業です。
エレベーターピッチをしたりアメリカでのレジュメの書き方を学んだりと内容は多岐に渡ります。理工系の他の留学生と交流できること、大学に関して聞きたいことがあれば気軽に質問できる場であること、など履修するメリットはたくさんあると思います。
留学生をサポートすることを主とした授業なので、ゆるくてワイワイした雰囲気の授業だったと思います。前半学期だけの授業だったのでやや記憶がおぼろげです。
 
以上です!イリノイ大学への交換留学を考えている方の参考になれば嬉しいです。
 
また冒頭でも触れたように、Thanksgivingsが終わったばかりなので、次回の記事はそれに関することになると思います!