イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

Thanksgiving -飼沼-

秋休みも終わり学期末が近づいてきました…大量のリサーチペーパーと期末試験とイリノイの冬が重なる恐ろしい時期ですがなんとか乗りきれるように頑張ります!

今回は秋休みについて書いてくださいと頼まれたのですがその前に少し脱線させて頂きます。。秋休みは感謝祭のある週が休みになるのでThanksgiving breakと呼ばれることが殆どですがpolitical correctness (PC)を気にする人達の中にはこの呼び名が好かないっていう人も少なくありません。感謝祭の裏には元々アメリカに地にいたネイティブアメリカンのジェノサイドがあるのでご先祖様がネイティブアメリカンの方々や人種差別反対運動に熱心な生徒の中にはThanksgiving breakと言う代わりにFall breakと言う人達もいます。なので私も秋休みって言うように心掛けています。
それでは私の秋休みについてです。前回お話ししたように母がイリノイ出身なので母の実家であるNorthbrook (シカゴから車で30分ほど)に行ってきました。祖母と伯父の家族が二世帯住宅に住んでいるので従兄弟(3人)がみんな帰ってきている時は賑やかで楽しいです。伯母は元々母のルームメイトだったのですが母の実家に遊びに来た時に母の兄に出会い結婚…子供を産む時期も母とほぼ被り小さい頃から従兄弟とは兄弟のように育てられたので(育ちは日本なので夏休みだけでしだが笑)今でも家族であり親友のように仲良しです。私がパリ留学をしている時も遊びに従姉妹2人が遊びに来てくれたので沢山の良い思い出があります。アメリカにはもう1人従兄弟がいて、彼はシカゴに住んでいるのですが10月に4歳になりました。とっても可愛くて甘えん坊なので秋休みは本当に癒されました。また、母の実家には犬が2匹、猫が1匹、鶏が2羽いるので毎日心が穏やかでした笑
感謝祭当日は親戚を全員集めて食事をしたのですが、伯父と伯母がこれでもかってくらい頑張って準備してくれたので皆んなこれでもかってくらい食べました。ターキーは2羽焼いて(伯父が自分で溶接したスモーカー使用笑)パイは4つ焼いてサイドディッシュも豪華なラインナップを揃えて…一回の食事にかけるエネルギーが半端じゃなくて食事って文化だなって改めて感心しました。その後はフットボールを観たりトランプで遊んだり喋ったりとひたすらまったりする幸せな1日でした。これはそれ程知られていないのかなと思いますが感謝祭の夜真夜中になるともう1つのイベントが始まります。ブラックフライデーなのですが恐らく1年で1番凄いセールが殆どのモールで行われます。それはそれは凄い割引でお店も商品を売っているので客も本気でショッピングをします。自分の人生において感謝している事を思い返す感謝祭の翌日にブラックフライデーとはなんとも皮肉な感じがするので私はあまり買い物しませんでしたが祖母が嬉しそうに買って来たものを自慢していたのでそれはそれで良いのかなと笑
また長くなりましたが私の秋休みを紹介させて頂きました^ ^

f:id:kamoashi:20171205150833j:image

f:id:kamoashi:20171205150837j:imagef:id:kamoashi:20171205150839j:image