イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

最終ブログ #矢部

今回は金沢工業大学から留学していた矢部さんに書いていただきました!

 

 

こんにちは、矢部です。

イリノイ大学での交換留学が終了し、無事日本に帰国しました。

今回の記事では、

1.留学をしてみた感想

2.心残りなこと

3.留学したことで得られた成果 

の3つについて述べていこうと思います。

 


感想

 この交換留学を通して、台湾やインドネシア、タイやスペインなど様々な国からアメリカに訪れた人達と交流することができ、とても貴重な経験をすることが出来たと思います。友人と一緒にバレーボールの練習に取り組み、各学期に行われる学内レクリエーションで試合に何度か出場したこと、シカゴにある友人宅でホームステイをさせてもらったことはとても思い出深いです。また、大学で外国語を専攻しているわけでもないのに、2ヶ国語や3ヶ国語以上の言語を話せる学生がたくさんいたこともとても印象的でした。留学の思い出はいろいろありますが、一番は、英語を使うことによってどの国の人とも意思疎通できることに感動したことです。留学する前に通った英語学校でも色んな国の人と英語で話しましたが、どちらかというと、イリノイ大学の授業が始まってからの、日常会話の場面でそれを強く感じました。生活の中での会話のほうが、より“自然”であるからだと思います。他の思い出だと、日本に興味を持っている人が思いのほか多くいることに驚いたことでしょうか。日本への留学を希望する学生や留学経験がある学生、多少日本語が喋れる学生などが驚くほど数多くいました。日本国外にくることで、初めて世界における日本の存在の大きさを感じました。

 


心残りなこと

 アメリカ滞在期間一年だけだとやりたいことを全てやるのは難しいですね。興味のある授業は数えきれないほどありましたし、プロジェクト活動としてチームメンバーと成果物を作り上げるなんてこともやってみたかったです。他にも、友達とのスキー旅行が流れたことや、釣りに行って結局一匹も釣れなかったことなんかも残念ではあります。アメリカでやれなかったことを数え始めればきりがないですが、次に渡米したときの楽しみとしてとっておこうと思います。

 


成果

 今回の留学の成果として、自身の語学力向上や半導体バイスの原理・構造を深く学べたこと、自身の修士研究を進めることができたこと等が挙げられますが、一番の成果は様々な 国の人たちと友人になれたことだと思います。グローバル化が進む近年、会社に就職してから、何度か海外で働く機会があると思います。その際、その国に友人がいればとても心強いですし、現地でもより楽しい生活を送ることができると思います。将来、私は海外で働くこともあると思うので、帰国後も引き続き英語の勉強に励み、この留学で培った語学力をより向上させていきたいです。