イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

一年間のまとめ #木下

今回は正規学生として日本から留学している木下さんに書いていただきました!

 

 

こんにちは。木下です。

4月なのに雪が降ったので、いつになったら暖かくなるのかと思いましたが、5月になり、ようやくJapan Houseの桜が咲きました。

さて、Iさんに声をかけていただき参加させていただいた留学記も一年を迎え、皆それぞれ卒業したり、日本へ帰国したり、別々の道を歩み出し、さみしい限りです。最後の記事になりますが、まとめの記事として、留学前、留学中、そして留学後の自身の気持ちの変化を書かせていただきます。

まず初めに、留学前は期待5%、不安85%、どうにでもなれ感5% という気持ちでした。具体的には友人があまりいない不安、自身の下手な英語で友人を作る以前にどうやってコミュニケーションをとるのかという不安、また、大規模大学であるゆえの、留学科はいつI20を発行するのかという不安など様々でした。

渡航後は、最初はアパートの鍵が壊れていて、真夜中に路頭に迷い、友達の彼氏の家に転がりこんだり、Bevier Hallという奥まった場所にあるビルが見つからず、最初の授業を自主休講するなど、精神的に参る事ばかりでした。しかしながら、ルームメイトをはじめ、多くの人に助けていただきながら、何とか朝起きて授業に行き、帰宅するというルーティーンをつかみました。

9月になると、徐々に友人も増え、学校生活に慣れていきました。留学前は、全員勉強しかしていないのかな。。。など、堅苦しいことも考えていましたが、実際は遊べるときは遊べるように、頑張って課題を早く終わらす、という生徒が多いように感じました。

10月になり、サンクスギビングも近くなると、サンクスギビング休み前の試験、休み中の課題、そして休み後の試験と連なり、あっという間に12月のファイナルというあわただしい秋学期でした。

1月から始まった春学期ですが、これまたあっという間でした。なぜ初週から課題が。。。などと悩んでる暇もなく、すぐに3月の春休み前の試験、春休み中の課題、春休み後の試験、そしてファイナルというサンクスギビングのデジャブでした。

長いようであっという間でしたが、振り返ると色々あった一年でした。農学部編入というアカデミックな変化や、様々なバックグラウンドを持つ学生と触れ合うことで、自らの考え方も少し柔軟になったのではないかと思います。その一方で、他人とぶつかるのを恐れ自分の意見が正確に伝えられなかったり、偏った意見に流されたりなど、反省点も多くあります。来年度は、心身の健康と勉強のバランスを取りながら、目標をもって、さらに充実した一年を送れたらと思います。

一年間ありがとうございました!

 

f:id:kamoashi:20180602135719j:image

(ようやく咲いたJapan Houseの桜)