イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

自己紹介7日目

7日目からは、交換留学ではなく現地学生としてイリノイ大学に通っている方々に書いていただきます!
今日は日本の高校からイリノイ大学に進学された飼沼さん、一旦は日本の大学に通うも留学の夢を叶えるために3年生からイリノイ大学に編入した異色の経歴をお持ちの木下さんが書いてくださいました!


イリノイ大学4年の飼沼です。

生まれも育ちも日本なのですが親に大学からはアメリカに行ってもいいと言われていたので引っ越してきました。イリノイ大学にした理由は沢山ありますが生徒が多く(大学生は約4万人)、多様性のある学校というイメージが強かったのが決め手です。それ以外にも母がイリノイ出身なのと従姉妹が通っていたというのが凄く個人的な理由です。
中学生の頃から国連で働くのが夢だったのでメジャーは政治学にしました。それ以外にも大学生活を進めて行く過程で興味が出たのでフランス語と心理学のマイナーを付けて卒業する予定です。フランス語は国連で働く上で必要なので勉強し始めましたが春学期のパリ留学をきっかけに本気でトライリンガルになりたいと感じ始めました。やっぱり人とコミュニケーションを取りたいっていうモチベーションは強いなって思います。
それでは国連政治学に興味を持った理由について少し話します。とても個人的な話ですが日本に住んでいる時はハーフである事がコンプレックスでした。母に対して失礼な態度をとる人達を見てきたので差別に対する怒りは小さい頃から強かったと思います。私自身もハーフだから違うように扱われる事は多かったです。それを嫌だと感じる事はあまりありませんでしたが周りの期待値が高い事がプレッシャーではありました。ハーフだからバイリンガルじゃなきゃとかハーフだから綺麗じゃなきゃとか、、同時に日本語が弱いと思われるのも嫌で漢字は人一倍勉強しました。そういう理由もあり政治学の中では人種差別の問題について勉強したいと思いました。もちろん白人に対する偏見はあってもracismは無いと思っています。度々ハーフっていいなって言われることもありますが私が白人とのハーフだからなのかなってクリティカルになってしまいます。今でも人種差別の勉強はしていますが大学に入って1番興味を惹かれたのは男女差別の問題です。そのなかでも性犯罪の勉強は1年生の頃から勉強し続けています。中高6年間女子校だったのであまり女性であるから感じる差別はありませんでしたが大学にきてびっくりする事が多かったです。今ではFYCAREという1年生の全員対象の性犯罪のワークショップを週一で教えています。勉強して行く上で希望を失いそうになったり辛くなることも多いですが同じ興味を持つ人達に出逢えたのと同じ様に社会貢献したいと強く思っている人たちに囲まれているのでとても恵まれているなと感じでいます。
とても真面目なブログになってしまいましたね。ブログ自体初めてなので何を書けばいいのかわからずこんな感じになってしまいました。勉強以外の面も書く事が沢山あるのでまたお付き合いいただけたらと思います。

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初めまして。
イリノイ大学農学部3年の木下と申します。
まず簡単な自己紹介として、私は神奈川県で生まれ、東京都の学校に大学二年生まで通っていました。しかし大学一年生の頃に、このまま何もせずただぼんやりと時が過ぎていくのかと思うと、なにやらもったいない気持ちになり、高校生の頃より意識をしていた留学というものにチャレンジしてみることにしました。その後二年間をシャンペーンからおよそ二時間半下った、イリノイ州にある小さな町で過ごし、今年の秋よりイリノイ大学に在籍しています。
私の在籍している農学部では、Agricultural, Consumer and Environmental Sciences (ACES;エイスィス)という名前の通り自然科学から経済まで様々な分野のクラスが開講されています。私はそのACESのCrop Sciencesという学科に在籍しているため、クラスの多くは、何かしら生物、化学、もしくは自然科学に関連したものとなっています。
趣味は、広く浅く、基本的には何にでも興味はあります。また、小さい頃よりバイオリンを習っているため、音楽に親しみがあり、来学期よりイリノイ大学のオーケストラ、もしくは個人レッスンのクラスをCollege of Musicより、受講しようかと考えています。
まだまだブログ初心者、イリノイ大学初心者な私ですが、少しずつ気づいたことや思ったことを皆さんと共有していけたらと思います。
寒い寒い冬が来ますが(イリノイの冬は本当に寒いです)、風邪などに気を付けて過ごしていきたいと思います。