イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

Fall 2021 - さしみ

段々と寒くなってきて、ひょうみたいな雨が降るようになってきました。今回は授業紹介です!

アメリカの授業は全体的に日本よりも課題や試験が多い印象です。リーディングの予習がある系の授業はとっていないのですが、中間試験が月1ペースであるなどなど。ちゃんと勉強しているな感があっていいと思うのですが、就活やサークルなど他に打ち込みたいことがある場合、この期間は就活!この期間は勉強!みたいに期間ごと集中することが日本より難しいなと感じます。



ECON302 Inter Microeconomic Theory・ECON303 Inter Macroeconomic Theory

同じ系統の似た授業なのでまとめて。ミクロ・マクロ中級です。国内でミクマクの基礎は勉強してきていたので、そんなに難しくない印象。全体的な講義に加えて、週一のTAによる補講講義があります。主に成績評価は試験です。系統は同じなのですが、先生によって授業スタイルは異なっています。ミクロは結構授業内で演習の時間が多い一方で、マクロはクイズによる復習が多めなど。

 

ちなみに話なのですが、ハロウィンの付近である生徒が試験で仮装をした生徒に、追加の点数くださいと提案をして、流石に試験の点数は上げられないとのことだったのですが、授業中に仮装してきたら平常点をあげると教授が提案を部分的に受け入れ、本人も当日仮装してきているのを見て、アメリカだな〜と思いました。




ACE 345 Finan Decision Indiv Sm Bus

中小企業向けの会計を学ぶ授業です。小規模経営者は家族経営が想定されるので、財務諸表の書き方が公開企業のものと少し異なってくるなど、一般的な会計の授業では習わない実践的な内容が含まれている印象です。起業した方をお呼びして話を聞くこともあります。次のACE444もなのですが、数字を扱うことが多いのでExcelを扱うのが好きな人におすすめの授業です。




ACE 444 Finan Serv & Invest Plan

CAPMや税金など個人金融全般ことを学ぶ授業です。アメリカは日本よりもリスクをとって資産運用をする傾向が強いため、個人向けのアドバイザリー業務が盛んな印象があります。授業の先生がとてもフランクな方で、お気に入りの授業です。

授業とは別のイベントとして、Financial Planning Day という個人金融の企業が数十社集まるキャリアフェアがあり、授業の追加点欲しさに参加してみました。自由時間中に積極的に企業に話しかけることでインターンシップや就職に繋げていこうという意識があり、日本よりも自分を売りこんでいくことが求められるのだなと思いました。



少しでも授業選びの参考にしていただけますと幸いです!注意事項としては、先生によって内容とかも変わってくるので、その年のシラバスの確認や最初に試しに数回受けてみることをお勧めします。