イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

冬休み〜きさら・南米編〜

こんにちは!

帰国後のヘアードネーションへの道を着実に歩んでいるきさらです(ただ髪を切っていないだけ)。

今回は、前回書ききれなかった冬休み旅南米編をお届けしたいと思います!

私は冬休み後半は、ペルーに行っていました。

前回の続きです。もしご覧になっていない方はぜひ〜アメリカ東・西海岸編〜もご覧ください。では早速どうぞ!

 

行き先

③ペルー:クスコ・リマ・アグアスカリエンテスマチュピチュ

 

NYのジョン・F・ケネディ国際空港から、ペルーのリマ、ホルヘ・チャペス国際空港経由でクスコ空港へ。 LCCは深夜便が多いので、乗り過ごしを防ごうとリマで徹夜し、クスコには朝6時に到着しました。なので初日は徹夜明けかついきなり標高3400mというハードな始まりです。しかし初の南米に来ることができたテンションで乗り切りました。

 

以下、旅の詳細は最後に書くので時間のある方だけ読んでいただければ嬉しいです。

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クスコ、アルマス広場

 

宿泊: airbnb、友達の家

・ペルーでは、airbnbはかなり綺麗な場所でも1泊2000円〜泊まれます。

・リマでは友達の家に泊まらせてもらいました。

 

治安:

・油断禁物。物からは目を離さないようにしましょう(涙

 

 

交通:

・クスコ:観光地は徒歩で全部回れます。空港から観光の中心、アルマス広場まではバスが通っています。

・リマ:UberLyftを使いました。

アグアスカリエンテス:小さな村なので全部徒歩で大丈夫です。

 

 

 

言語

・基本的にスペイン語。英語は簡単なものしか通じないと思っていた方が良いです。

Translateというアプリ(オフラインでも、日本語で話したことをスペイン語に翻訳してくれるアプリ)が便利でした!でも簡単な言葉は覚えていったほうが断然便利!

 

食事

日本人の口に合う料理がたくさん。最高でした。その中でも特におすすめなのは

 

・ロモ・サルタード:野菜と豚肉の炒め物です。醤油を使っている?らしく日本人にもぴったり!

・セビーチェ:生魚をマリネしたものです。海に近いリマのセビーチェは特に◎!

インカコーラ:ペルーのコーラ。見た目は黄色で、甘いです。現地の会社がコカコーラに買収されたらしいです。

・ピスコサワー:ピスコというペルーのお酒をレモン水で割り、卵白を泡立てたものを上に載せる。本当に美味しいが度数がかなり強い!!!

・パン全般:これまで食べたことのない食感、サクサク感!ペルーのパンのブレックファーストを一度体験してみることを強くおすすめします。これが1番おいしかったかもしれない…

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このパン、他の場所で見たことがありません…他に買える場所を知っている方いらっしゃったら教えてください

 

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ある日の昼ごはん

Wifi: 初日にクスコのショッピングモールに行き、5GBのものを買いました。アルマス市場近くのマーケットでも売っていますがぼったくられる可能性もあるらしく、ショッピングモールが安心だと思います。

 

⚠︎Point:食中毒と高山病とコカ!

・食中毒 火を通していない食べ物は全て注意したほうがいいです。特に肉類など中まで確認しましょう。屋台foodは最高ですが要確認です。特にスムージー系は飲まないのが吉!友達苦しんだ!

・高山病 コカティーorコカキャンディーをとにかく摂取しましょう!それから、よく寝て食べること、水分をよくとること。

・コカ コカは高山病予防には欠かせません。私も実際大量のコカを摂取したおかげで標高3400mのクスコでもほとんど高山病にかからなかったのだと思います。しかし、コカキャンディー、コカティーは日本に粉末でも持ち帰ると捕まります。なので、帰国の際は細心の注意を払いましょう!!

 

 

便利なアプリ/便利なサービス

Airbnb

Uber

Lyft

Google mapー特にオフラインマップが便利

Google docmentーチケット、airbnbやホテルの領収書などすぐに見たいものをオフラインモードで保存しておくととても便利

・bagbnbースーツケースを預け、バックパックだけで行きました!

 

 ペルーなど南米は、日本からは中々行けませんが、アメリカからであれば(比較的)気軽に行くことができます。観光地であれば、夜は出歩かない、路地裏に行かないなど最低限のことを守れば安全に旅行することができます。ペルーは、インカ帝国、スペインの侵略、活気ある市場...たくさんの歴史と人の息づかいを感じることのできる国でした。北アメリカとは異なる文化を体験したい、古くからの歴史と自然を体感してみたい!という人は、ぜひ、行ってみてください!

 

そのほか行き方の詳細etc書ききれないのでこれからイリノイに行く人など、もし個別に聞きたいことのある人は連絡いただければその他の詳しいことなどお伝えします!

 

 

 

ーーー時間のある人だけどうぞー都市別感想ーーーーーーーーーー

①クスコ

クスコは街全体がオレンジ色でした。建物が煉瓦屋根です。青い空とマッチしてとても綺麗でした!歩くだけでも十分観光になります。

拠点になるのはアルマス広場です。ここにはレストラン、チケット売り場、ATMなどあらゆるものが集まっています。(ここは夜に来るとさらに綺麗!)

クスコの人は親切で、疑ってかかれと思って来た私は驚きました。それでも油断は禁物ですが。

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クスコ

*良かった場所/こと

 

・サンペドロ市場:屋台ご飯がおいしかったです。果物、肉からお土産などなんでも売っています。

・Temple de Luna、キリスト像:アルマス広場から徒歩20分くらいでしょうか?サクサイワマン遺跡の近くにあります。標高は3700mと、行った中で1番高かったです。地元の人が60ソルで車でガイドしてくました。

・アルマス広場近くの高台:少し坂道を上がるだけでも息が切れて大変でしたが、オレンジ色のクスコの街を上から見ることができます。夜に見ると時間を忘れるほど綺麗な夜景を見ることができます!

番外編

・現地で買ったものを身に着ける:ちょっと調子に乗った感じになりますが、その場所にいる感覚を味わえます。

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夜のアルマス広場

 

アグアスカリエンテスマチュピチュ

この旅の本題です。私たちは、クスコのアルマス広場からバスで6時間くらい(チケットは前日に購入)+徒歩3時間半でアグアスカリエンテスに行きました。

ここで1泊し、次の日の早朝にバスで(こちらもチケットは前日購入)マチュピチュに行きました。ちなみにマチュピチュのチケットは前もってネットで買います。

徒歩の道はリアルインディージョーンズの世界でした。使われているペルーレイルの線路の上を歩くので、気をつけないと轢かれます。

この時期は雨季で、途中土砂降りの中を歩いたこともあり、体力の限界に挑戦していました笑いい思い出です!

 

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リアルにジャングルでした

アグアスカリエンテス(通称マチュピチュ村)は初代村長が日本人ということもあり、日本の一昔前の温泉街を彷彿とさせます。たくさんの食堂、レストラン、お店があります。あいにくの雨でしたが、時間があったらもう1泊くらいして少し色々な店を見て回りたかったです!

 

翌日の朝4時に起床し(泊まった宿では朝5時から朝食を出してくれ、check outの後も荷物も預かってもらえた)、ついにマチュピチュへ。

3時間くらいかけてワイナピチュに登りましたが、(マチュピチュの向かいの山。ここから見るマチュピチュは絶景なのです、、)ここでもあいにくの雨と濃霧、見ることができませんでした。他の観光客からも落胆の色が伝わってきます。

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とてつもなく曇っていました(下にマチュピチュが見えるはずの場所にて)

雨で寒いということもあり、そこで無念の下山。もう一度今度はマチュピチュに登りました。

そして雨の中待つこと1時間程度。

 

歓声が上がりました。

 

奇跡的に雲が退き、ついにマチュピチュを見ることができたのでした!!!!!忘れません。この景色。心の底から感動しました。心の底にずっと留めておきたい景色です。

 

 

 

帰路は、アグアスカリエンテスからペルーレイルに乗ってクスコまで無事にたどり着いたのでした。

 

③リマ

その翌日、クスコからアメリカ直行便が飛んでいないこともあってペルー最後はリマで締めようと、クスコから再びホルヘ・チャペス国際空港に飛びました。

リマは、クスコよりカラフルで、近代化が進んでいるイメージです。ザ・ペルーを感じたい人はクスコの方がいいのかもしれませんが、その分便利で何より人口密度が高いです。寿司詰め状態のバスは一見の価値ありです!!

街の中心にはこちらもアルマス広場があり、そこから一直線に道が続いています。道の左右には店がたくさんあり、とても楽しいです!アルマス広場ではよくパフォーマンスをしているようでこちらも面白いです。

また、市街地から車で15分もすればすぐに海岸線を見られるのもリマのいいところです。ロマンを感じます。

 

*リマのセビーチェは美味しい😋😋

 

ーーーーーーーーーそして泊まられせてくれた友達と涙の別れ。ホルヘ・チャペス空港からNYに戻り、体力の限界に挑んだ、私史上最高に記憶に残る旅が無事に終わったのでしたーーーーーーーーーーーーー