クレカ事情と携帯契約 in アメリカ
東大二年の伊藤です。ちょうど今帰国したところで,成田からのバスの中でこの記事を書いています。飛行機から千葉茨城らへんの田んぼを眺めていたら無性に感動してしまいました笑。日本って素敵な国ですね。
今回はアメリカでのクレジットカード事情と,現地での携帯契約について書きたいと思います。
・カード
アメリカでは,現金(cash)ではなくカード払いが主流です。ほぼ全ての状況でカードが使えます。それどころか現金は受け付けてないところもあったりします。実際,僕もほとんど現金は使いませんでした。アメリカ留学するうえでクレジットカードまたはデビットカードは必須アイテムと言えるでしょう。まず,海外でも使えるカードを日本から持って行くことを強くおすすめします。JCBは使えないことが多いので,VISAがおすすめです。今の時代,どの銀行でも海外対応のカードが作れると思います。
特にオススメなのが,ソニー銀行が提供するSony Bank Walletというデビットカードです。理由は以下のとおり。
- ドルやユーロなどの主要10通貨で外貨預金が利用できる。
- 外貨預金口座にドルが入っていれば,ドルでの買い物に手数料がかからない。(通常3%ほどかかります)
- 円ドル変換がソニー銀行のサイトで簡単にできて,かつ手数料が安い。
詳しくは自分で調べてみてください。
・銀行口座
アメリカについてから銀行口座を開設する人もいます。僕は,UIUCと提携しているPNC Bankの口座を開設しました。メリットは以下の通り。
- Venmoが使える。(Venmoとは,ボタン一つで他の人にお金を送ったり受け取ったりできるスマホアプリで,アメリカの学生はみんな使っています。現金での割り勘やお金の貸し借りなど,面倒なことが全部解決されて本当に便利です)
- その口座と連携したデビットカードがもらえる。
- 大学の寮や食堂の費用を払うときに,口座振込を使うと手数料がかからない。(もちろんカード払いも可能ですが,UIUC側で手数料が3%発生します。僕の場合,2学期で合わせて12000ドル払ったので,3%だと360ドル手数料がかかることになります)
PNC Bankの口座開設は,大学の生協にある窓口に行けば簡単にできます。店員さんが丁寧に説明してくれるので渡米直後のつたない英語でもなんとか手続きできました。ちなみに口座開設はもちろん無料です。正直,海外対応のカードを持っていれば,口座開設しなくても不自由なく生活できますが,せっかくの留学ですし人生経験もかねて作ってみたら楽しいんじゃないかなと思います。
・携帯について
基本的に,現地でスマホを使うにはアメリカの携帯会社と契約する必要があります。日本の携帯会社の海外プランなどを使うこともできますが,非常に高額です。参考までに,僕の踏んだ手順を書いておきます。
- 出国当日にドコモのプランを解約。SIMカードを抜く。
- シャンペーン到着後,キャンパスタウンにあるblink mobileという携帯ショップに行ってAT&Tという携帯会社のSIMカードを購入。AT&Tはアメリカ最大手でドコモみたいな感じだと思います。
- 基本的にSIMカードは前払い式で,払ったぶん使える期間が延長されてく感じです。僕が契約したプランは,毎月自動支払いに登録したことで割引されて,[2GB,27ドル]/月でした。
- 9ヶ月ぶん支払った段階で自動支払いを解除。そのあと特に解約手続きなども必要ありませんでした。
- 帰国後にドコモで契約再開してドコモのSIMカードを入れ直す。
僕のプランは2GBに加えて国内通話無料,海外への通話も10分無料というプランでした。また,ワンランク上の月40ドルのプランにするとカナダ・メキシコでも電波が利用可能になるという特典が付いてきます。冬休み中にメキシコに旅行したときは一緒に行った二人がこのプランにしていたおかげで助かりました。最近はスマホのアプリでSIMが切り替えられるe-SIMみたいなのもあるらしいです。僕は詳しくないので興味ある方は調べてみてください。
以上です。