イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

春学期 授業紹介 〜伊藤〜

東大2年の伊藤です。僕が今学期取っている授業は以下の通りです。

 

 

ESL110 “Engl Pronun & Oral Fluency”

 

ESLはEnglish as Second Languageの略です。コース名の通り英語の発音・発声・話し方について学びます。小学校の英会話クラスみたいな瞬間もありますが,発音の知識が脆弱だった僕に取ってはかなり有益なクラスです。授業内でのプレゼンや録音課題を教授が分析して,生徒の苦手な発音や不自然な英語のリズムなどを訂正してくれます。この授業は週三回ですが0単位です。

 

 

CS225 “Data Structures”

 

先学期にCS125を取ってみて面白かったので,CS majorの次のステップであるこのコースも取ってみました。今学期で一番楽しみにしていた授業で,今のところ楽しいです。CS125,CS225はともにUIUCでも有数の人気講義で生徒数は1クラス500人にもなります。講義でData Structuresについて学び,宿題や週一のLabでそれに関するプログラミング課題をこなす,という感じです。言語はc++を使っています。大量に問題を出されてそれを解くっていう授業のスタイルが,日本の教育に13年間さらされた僕にあっているのかなとしみじみ感じます。

 

 

ASTR496 “Nuclear and Particle Astrophysics”

 

先学期に取ったASTR350の続きの気分で取りました。ただ,大学院生向けの授業で,講義はいいものの毎週の宿題が難しすぎてやる気をなくしてしまい,3週間ほど前にDrop(撤退)しました。400番台以上の授業は,専攻など自分が詳しい分野に限った方がいいのかもしれない。

 

 

CEE418 “Public Transportation Systems”

 

もともと鉄道網などの公共交通機関の設計に興味があったので取ってみました。講義内容は非常に興味深いのですが,正直取ったことを後悔しています。課題がやはり難しく,毎回苦労しています。それに加えgroup projectがあるのですが,自分以外のメンバーが全員CEE(civil and environmental engineering) majorの生徒で,彼らが持つ共通知識を自分だけ持っていなかったりと,戦力外が確定しています。辛いです。まあでも取ってしまったので良い経験になると信じて頑張ろうと思います。

 

 

CS411 “Database Systems”

 

データベースの概念・仕組みや,プログラミング言語(SQL)を用いてデータベースを実際にいじるやり方を学ぶ授業です。授業内容が特別面白いわけではないですが,北アフリカ出身の教授がユーモア溢れる人で講義は毎回楽しいです。このクラスもgroup projectがあって,最終的にデータベースを用いたwebサービスを作って学期末に発表します。

 

 

GLBL100 “Intro to Global Studies”

 

理系の授業ばかりで面白みに欠けると思ったので取りました。大量のリーディング課題やエッセイ,授業内ディスカッション,グループプレゼンなど,めちゃくちゃアメリカっぽい授業で満足しています。グローバル化に関する問題を広く扱うのですが,講義中にたまに日本のことが触れられると一人で興奮しています。(日本は平均寿命が長いね,とか,日本は移民が少ないね,とか)。

 

 

以上です。