イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

留学生は強し! #N

今回は都内大学から留学していたN君に書いていただきました!

 

みなさま、お久しぶりです。今回のブログが最後の記事ということですが、これから留学に行く人に向けて、2つのトピックについて書きたいと思います。

 

アメリカの交通事情

アメリカ、広いです。本当に。ここがやはり日本との一番の違いだなと感じました。イリノイ大学のキャンパス内、シャンペーンのダウンタウンはバスが走っているため問題なく、またオヘア空港には直通バス、シカゴのダウンタウンにはシャンペーンの駅からバスとアムトラックが出ているため、陸の孤島イリノイ大学ではありますが座っているだけで目的地に着くため、あまり不便だとは感じませんでした(時間はかかりますが)。しかし、バスが走っていない場所に行く際やバスが走っていない時間帯に移動する時にはクルマが欠かせないなと感じました。そうなった際に、留学生でもクルマに乗れると大変便利です。今回の記事ではクルマ社会アメリカでうまく立ち回る方法をお伝えします。

 

その1、クルマに乗せてもらう(Uber & Lyft

これは免許を持っていない人でも誰でも使える方法です。すでに使っている方も多いかもしれませんが、日本人がアメリカに行く際はこれらのライドシェアサービスの利用は欠かせないと思います。クレッジトカードさえあれば簡単に登録が可能です。キャンパス周辺なら、朝方や夜遅くでも10分程度で配車が可能です。私はある朝、寮からバスで15分ほどの駅からアムトラックに乗るために寮でバスを待っていましたが予定通りに来ず、急いでUberを配車したところアムトラックにギリギリ間に合った、という経験もあります。普段キャンパス周辺で数人で乗る際や、大きな荷物を持っている際はUber Xという貸切のものを配車しますが、観光地などであまり急いでいない時はUber Poolという乗り合いのUber利用がオススメです。このUber Poolは多少時間がかかるものの、従来のUber Xの60%ほどの価格で乗ることができます。帰国直前に初めてUber Poolを使い、料金の安さに驚いて、もっと早く使っていればよかったと思いました。

 

その2、レンタカーを使う

旅行の際に数回、レンタカーを利用しました。アメリカで運転する上で欠かせないのが国際免許証です。そして運転する際は日本の免許証も絶対に一緒に携帯してください。一部の州では外国人は自分の国の免許証のみで運転できる、とされていますが、提示を求められた場合に日本の免許証には日本語の記載しかないため、公的な翻訳として国際免許証が必要になってきます。また、私は日本の免許証+国際免許証のコンビで乗り切っていたので実際には試していませんが、留学生でもアメリカの免許証を取得できる可能性があります。現地の免許証を取得するための条件が「ビザの残り期間が1年以上」と書いてあるウェブサイトもありますが(私はこれを信じて申請しませんでした)、これは実際に免許センターに行って確認することをオススメします。アメリカの免許証を取得すれば、それだけで運転できるようになるだけでなく、バーで年齢確認をされる際にいちいち日本のパスポートを持ち歩く必要も無くなりますね。レンタカーですが、基本的に借りられるのは21歳からです。Hertzという1社だけ20歳からでもレンタル可能です。だいたい値段は全て込み(基本レンタルプラン+保険+アンダーエイジ料金+諸費)で1日$110〜$140といったところです。保険代は基本のレンタルプランに付け加えることになりますが、アメリカの自動車保険に入っていない日本人はレンタカー会社の保険に全て加入することを強く勧めます。また、アメリカでは25歳以下には自動的にアンダーエイジ料金が課されます。私はだいたい一番安いクラスのクルマを予約していましたが、たまに運がいいと無料でアップグレードされることがあります。私は1度、予約していたコンパクトカーから、2クラスupのフルサイズセダンへと同一料金で変更されたことがありました。特にイリノイではシカゴからキャンパスまではずっと高速が続くので、安定する大きいクルマの方が快適です。

 

その3、Zipcarを使う

学生会員料金(確か1年で$20ほど)で加入でき、空きさえあればいつでも簡単に乗れるカーシェアリングがZipcarです。イリノイ大学ではキャンパス内の数カ所にZipcarを借りられる場所があります。まずZipcarに加入すると専用のカードが送られてきます。次にオンラインで空いているクルマを探して予約します。そして当日そのクルマのカードリーダーにカードをタッチすれば鍵が開き、すぐに利用できます。利用後は元の駐車場に返すだけです。1時間$8.5ほど、1日借りると$70ほどで、ガソリン代はかかりません。時間帯で借りられ、料金もレンタカーより安いため、買い物に行くなど1日どこかに出かける程度ならZipcarがオススメです。1ヶ月につき追加で$9ほど支払うと、クルマをぶつけた際の修理費の自己負担が免除される制度もあるので、念のためそちらにも加入していました。また、このZipcarはイリノイ大学だけでなく、全米の多くの都市で利用が可能です。会員になっていれば、旅行に行った先で急にクルマが必要になったときにも便利です。

 

クルマに乗れるとアメリカでは移動の可能性がかなり広がりますので、日本で免許を取得し、さらに国際免許証も発行しておくことをオススメします。しかし、日本とアメリカでは走行レーンが逆で交通ルールも異なるので、くれぐれも事故にはお気をつけください。

 

 

留学は就職に不利か?

「留学に行くと就活に出遅れて不利になるんじゃないの?」という話を耳にします。これのせいで留学するか迷ってしまう人もいますし、実際に留学している人にとっても就活は大きな心配事のひとつです。結論から言いましょう。私の考えでは、イリノイ大学への留学は就活において不利にはなりません。イリノイ大学の場合、5月の中旬には帰国できるため、6月1日の面接解禁に間に合う事ができます。また、期末終了後にすぐ帰国すれば、解禁以前の面接にも参加する事が可能です。実際に私の場合は、5月の第4週に帰国しましたが、帰国の翌々日に面接に参加する事ができました。そして、留学経験者を欲しがっている企業も結構あるものです。面接では留学経験についてほぼ毎回聞かれるため、自分の経験をきちんとまとめて答えられれば大きな強みになります。また、日本人留学生の就活をサポートする会社がイリノイ大学に出張してくることがあり、それを経由して応募できる企業も多数あるため、考えていたほどは苦労しませんでした。柔軟な企業なら留学中の4月下旬、5月上旬にSkypeで1次、2次面接を対応してくれます。確かに、留学中の勉強と並行してESを書いたり、企業について調べたりと大変ではありますが、留学生という立場は、就活市場において不利に見えて実は意外と有利であると思います。

 

しかしこれらは私の個人的な体験であり、イリノイ大学が5月終わりだったことと、私の応募した業界や企業が柔軟で運が良かっただけかもしれません。来年以降の面接解禁日の変化や他業界については定かではありませんので、あくまでも参考ということで、留学をためらう人たちの一歩踏み出す力になればなと思います。