イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

授業紹介 -三輪-

今日は広告学専攻の三輪さんに書いていただきます‼️

 

こんにちは、三輪です。
先日Fall semester の試験が全て終了し、約3週間のwinter break がやって来ました!私は海外旅行というものをこれまでほぼ経験してこなかったので、この長期休みは留学の大きな楽しみの一つでもあります。アメリカ国内を移動するだけなら、航空券がとても安いのでびっくりです!NYに向かう飛行機を待ちながらこの記事を書いでます。


さて、今回は履修した授業を説明するということなので、特にメインに履修していた広告学に関する授業について説明しようと思います。私が履修した広告に関する授業は Intro to Advertisement と Consumer Insight というものです。

Intro to Advertisement は広告学の入門授業です。内容としては、広告の役割や特徴、広告代理店やそのクライアントの関係性など、広告学に関わる基本的内容を復習するというものでした。内容はすごく簡単です。しかも、成績評価の基準がすごく低く、気負わなくても好成績を取れます!「この授業の名前はなんですか?」という「は???」みたいな選択問題で構成されるとても簡単な試験が4回あります。(答えは「Intro to Advertisement 」です)。簡単すぎるとやりがいを感じられないかもしれませんね。ただ、担当教授の話は非常に面白いです。とにかくプレゼンが非常に上手で、それを聞くために毎回授業に出ていたという感じです。シンプルなパワーポイントを使いながら、地元シカゴの企業広告の説明や、広告代理店ごとの特色についての教授の考えを聞けたりと、受けてよかったなと思える授業でした。

Consumer Insight という授業は、広告のストラテジーについて学ぶ授業です。広告を作る上で消費者の潜在的ニーズ(Consumer Insight )がいかに重要かという事を学んだ上で、そのニーズの測り方や、それを踏まえたキャンペーンを考える手法について学ぶという授業でした。担当講師が紹介するテレビ広告やキャンペーン広告を見て、その広告のターゲットは誰か、どんなニーズにアプローチしているのか、自分なりに考えて発表するという機会が授業内に何回もありました。レクチャースタイルというよりは、ディスカッションメインの授業で、学期を通して一つのグループワークも並行して行いました。具体的には一つの実在する企業の製品を一つ取り上げて、その企業や業界を調べた上で、大学生に訴求する案を考えるというものです。グループでプレゼンをしたり、リサーチをまとめたりと出される課題もさまざまでした。私たちのグループは、water infusion という、フルーツのフリーズドライ製品を扱いました。水に加えることで、水を飲みやすくするという健康食品のようなものです。この授業は、専門用語や知識を学ぶというよりは、自分なりに広告について考える力を身に付けることにフォーカスしたものでした。