イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

スクールカーストについて

こちらでの生活にもだいぶ慣れ、文化や制度の違いに戸惑うことも少なくなりました

 

今日は特に新しいこともなかったので、日本と似ているようで異なるこちらの”スクールカースト”について書きたいと思います

なお以下の内容はあくまでも私個人の感想であって、アメリカの全大学に当てはまるものではないことをご了承ください

 

スクールカーストとは、本家インドのカースト制度ほどは明文化されていないものの、暗黙のうちに生徒間の序列がある基準によって決まっていることを指します

この基準は学校によって多少異なるものの、大抵は容姿・運動能力・ユーモアの有無などによって決まります

日本の場合ではこの序列の上位に君臨する人々が所謂”リア充””陽キャラ”であり毎日を華やかに過ごし、下位の人々は”陰キャラ”と呼ばれカースト上位者のいじめの標的になったりします

 

事前に日本で留学体験記を読んだり、実際に留学に行かれた方にお話を伺うなかでこのスクールカーストはアメリカの方が日本よりも強く意識されるのではないかと思っていましたが、こちらに来てこの仮説が正しいものであったと分かりました

 

こちらの正規の学生である日本人に聞いたところ、カーストのどの位置にいるかはこの上なく重要で、周りに自分が下位にいるような人間だと思われることを何よりも嫌うようです

私が大学構内で見かけるひとはみんな華やか生活を送っているように見える、と言ったら強烈な関西弁で

「陰キャはそもそも部屋から出てきーひんねん!!」と言われてしまいました

日本以上にスクールカーストがこちらでは色濃いものであるようです

 

またアメリカの大学では先ほどの尺度に加え、人種という要素がかなり重要になってきます

こちらの大学には白人・黒人・黄色人種と様々な人種がいますが、当然のごとく白人が幅を利かせています

 

日本でいうところのサークルがこちらの大学にもたくさんありますが、運動系や文科系の他に社交クラブが数多くあります

この社交クラブというのが日本の大学生にはあまり馴染みのないもので、少人数の主に白人で構成された団体が敷地内の家を貸し切って毎日のようにパーティーを開いています

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(上の写真は男性社交クラブが貸し切っている家)

社交クラブは男性・女性の2つに完全に分かれており、男性社交クラブのパーティーには女性は自由に参加できるようです

音楽を大音量で流しながらBBQをしたりしていますが、みたところ黒人やアジア人はほとんどいない、非常に排他的で内輪のグループのようです

 

日本の大学では考えられないことですが、人種や言葉の壁は想像以上に厚く、超えるのは非常に大変そうです

しかしせっかくこちらに留学に来たからには、果敢に挑戦し残された期間で少しでもその壁を打ち破っていきたいと思います