イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

Fall 2021 - ひろあき

イリノイ大学ではこの秋より対面授業が再開され、学生も先生も学ぶ意欲にあふれている気がします。
 
秋学期では、公衆衛生の基礎的な知識を身につけることと、データ分析について学ぶことを目的とした履修にしました。
 
大学間の協定でCollege of Engineeringに所属しているのですが、主にCollege of Applied Health Scienceの授業を履修しています。こちらに来て、授業登録をほぼすべて変更した経験から、初めの週でいろいろな授業に出席すること、履修制限がかかっていても初回授業に参加し、先生や学部の担当アドバイザーに相談してみることをおすすめします。
 
それでは、今期とっている授業を紹介します!
 
IHLH 101 Introduction to i-Health
FreshmanとTransfer向けの授業です。i-Health majorについての説明や大学のリソースの使い方、Resumeの添削、Practitioner Interviewなど「大学での学び」についての授業です。
 
IHLH 102 Survey of Interdisciplinary Health
週に2回の授業で、担当の先生とゲストレクチャーで構成されます。Emotional, Physical, Social, Intellectual, Spiritual の5つの視点からひとの健康について学びます。
 
CHLH 101 Introduction to Public Health
公衆衛生の入門の授業で、週2回のレクチャーと週1回のディスカッションで構成されます。公衆衛生とはなにか幅広く学ぶ授業です。
 
CHLH 250 Health Care Systems
アメリカの医療制度についての授業です。アメリカは日本とは全く違う医療・保険制度であるため、理解するのに時間がかかります。日本の国民皆保険制度のありがたみを感じます。クラスサイズが大きいため、ほぼ毎回違う人とディスカッションしないといけないこと、小テストやレポート、Policy Memo Exam、グループプレゼンテーションなどがコンスタントにあるため、今期で一番大変な授業です。
 
CHLH 274 Introduction to Epidemiology
疫学の入門レベルの授業です。疫学の歴史やデータの扱い方、研究デザインについて学びます。200番台のクラスなのですが、履修している人が15人くらいの小さなクラスで、クラスメイトの名前をほぼ覚えることができました。授業ではディスカッションやプレゼン、レポート、抜き打ち小テストなどがあって毎回大変なのですが、アットホームな雰囲気とチャーミングな先生のおかげで、毎回クラスに行くのが楽しみな授業です。
 
ECON 474 Econometrics of Policy Evaluation
計量経済学を中心にした因果推論を学ぶ授業です。週に2回の授業でレクチャーと統計解析プラグラム言語 R を使ったlabがあり、経済の実証研究や論文でどのように統計解析が行われているかを学びます。今期の授業でとってよかったと思える授業の1つです。

自己紹介 - さしみ・なつ

こんにちは!今回は自己紹介第3弾です!

 

 

初めまして、東京大学経済学部4年のさしみです。さしみは大学で実際に呼ばれているニックネームです!気に入ってます。

イリノイ大学では、経済、金融、会計あたりの授業を履修してます。本当は昨年に留学予定だったのですが、コロナの関係で2021年8月から2022年5月までの留学となりました。これによって、留学中に就活を行わなければいけなくなってしまい、毎週来る課題・毎月来る中間試験に押しつぶされながら対策しています笑。就活事情も落ち着いたらまとめてブログに書きたいなと思います。

留学の目的は大まかに、

① 専門分野に関する議論を、英語で理解して意見を出せるようにする。
② 異なるバックグラウンドを持つ人達と円滑にコミュニケーションを取れるようになる。

の二つになります。①に関して、将来は、現在勉強に力を入れている会計や金融に関連する業務で働きたく、英語で対応できるようになることで仕事の幅を広げたいなと思い、設定してます!
②に関しては、①にもちょっと関係するのですが、海外とのやりとりも発生する仕事をする上で、ビジネス知識だけではなく、円滑なコミュニケーションを取るために価値観の違いといったものを理解することも重要になってくると考えています。そのため、違う文化で育って来たいろんな人と出会えると良いなと思っています。

では、何を具体的に行なっているかという話は、授業や所属団体について書く際に詳しく触れたいと思います〜

イリノイ交換留学記には留学前からめちゃくちゃお世話になっていて、自分も執筆者の一人として関われることを嬉しく思います。文章を書くのが下手くそなのですが、役立つ情報をお届けできるように頑張ります!よろしくお願いします!

 

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はじめまして!

今年の8月から1年間UIUCに留学をしている早稲田大学2年のなつです。

 

まず私がUIUCに留学をしている理由ですが、他大学からの交換留学生とは異なり、簡単に言うと学部のカリキュラム上1年間の留学が必須だからです。高校時代から漠然と留学することに憧れており、大学生になったら1年間留学するぞ!と考えていました。私が日本で通っている国際教養学部(通称sils)は卒業条件として1年間の留学が義務づけられています。休学せずに1年間留学することができ、かつ大学を4年で卒業できるならここしかない!と思い、silsを志望しました。そして晴れてsilsに入学し留学先大学をどこにするか、どこの国に行きたいかと考えた時に真っ先に思い浮かんだのはアメリカでした。(留学するならやっぱり王道のアメリカでしょ!という変な憧れもありました笑)また、どうせアメリカに留学するなら日本で自分が暮らしている環境とは180度異なる、自然豊かで広大なキャンパスで留学生活を満喫したいと思い、UIUCを選びました。留学生もたくさん受け入れていて、様々なバックグラウンドを持った人たちと交流できそうと感じたのもここを選んだ理由の一つです。UIUCではCollege of Liberal Arts and Sciences(教養学部)に所属していて、国際関係学を中心に学んでいます。

 

こちらにきて一番感じていることは緑が多くて空気が綺麗なことです。本当に自然豊かで、寮や大学の建物の周りなど至る所でリスを見かけます。しかも人に慣れているようで全然怖がりません。笑 また周りに高層ビルなどがあまりないため、夕方になると綺麗な夕焼けの空を見ることができ、夜には無数の星が輝いて見えます。東京では野生の動物も星も滅多に見ることができなかったので、今のこの生活がとても気に入っています!

 

留学を始めて1ヶ月が経ちましたが、長いようでとても短く感じており、1年間なんてあっという間に終わってしまうんじゃないかと今から不安になっています。全てが新鮮で毎日新しい発見があって、初めての1人暮らしは楽しいです!もちろん慣れないことばかりで道に迷ったり、失敗したりすることもたくさんありますが、それも良い経験だと思ってこれからの留学生活も楽しみたいと思います!

 

長くなってしまいましたが、私もUIUCに留学すると決まってからはこのブログを何回も読んで情報を集めていたので、少しでも役立つ情報を提供できたらいいなと思っています。拙い文章ですが、お付き合いいただけるとありがたいです。これから1年間よろしくお願いします!

自己紹介 - KY・いりぱん

こんにちは!イリノイ大学は、四方がコーン畑に囲まれた内陸に位置しているので、気温の日較差が激しくて大変です。最高気温24℃、最低気温9℃といった日が普通にあるので、一日の中で服装を調整しないといけなくちょっと厄介です。埼玉県民の気持ちがよく分かります。

さて今回のブログは自己紹介第2弾です!では早速行ってみよう!!

 

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自己紹介 - ゆずき・ひろあき

イリノイ大学留学記をご覧の皆様

 

コロナ禍という環境の中で私たちは貴重な機会に恵まれ、イリノイ大学への交換留学に参加することができました。留学の実施に尽力してくださった方々には感謝しきれません。感染対策に気をつけつつ、今年度も新たなメンバーで記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

今年度最初の投稿は、いつものように自己紹介から行いたいと思います!第1回はゆずき、ひろあきです!

 

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留学総括ーゆうたー

こんにちは。東京大学4年のゆうたです。今回は留学総括です。

 

まず、ほかのみんなも書いているように、僕も新型コロナウイルスの影響で早期帰国しました。3月末に日本に戻り、2週間の自己隔離を経て、実家からオンラインでイリノイ大学の授業を受け続けています。1か月半ほど早い帰国になりました。残念ではありますが、他の交換留学生も含めて、無事に日本に帰ってこれたので、十分ですね。

 

 

さて、僕の留学を振り返ろうと思います。

 

 

留学前の自分は、留学ってどこかキラキラしたイメージで、きっと楽しいんだろうなって思っていました。

 

だけど実際は、課題に追われる毎日、全くついていけないディスカッション、英語力不足&文化の違いで、友達たちの話が全然分からず黙ってニコニコするしかない毎日のディナー。 

(((誰だよ留学楽しいって言ったやつ。あれか、語学留学とかは楽しいのか。ホームステイ先の家族は、英語のできない日本人のためにスーパースローでしゃべってくれる、お膳立てされた留学なら楽しいだろうな。(勝手な想像と偏見))))

って、やさぐれていた時もありました。

 

 

でも今、留学から帰ってきて、振り返ってみると、

あぁ、キラキラしてたな、楽しかったな

って思います。

 

 

 

 

大変な毎日の中に、とっても充実した瞬間がいっぱいありました。そして、必死に食らいついた毎日が、最後の1か月で一気に報われたような気がします。

 

そして、それらの思い出のすべてが、友達との時間です。

 

聞き取れない、言いたいことが言えない、それでもめげずにずっと友達の部屋に遊びに行ったり、ご飯に誘ったり、

すると、分からないなりに、一緒に笑える瞬間はあるし、気付かぬうちに英語力は向上し、最後には親友と呼べる友達がたくさんできました。最後の1カ月は毎日友達の部屋でみんなとだべって、テレビを見たり、お酒を飲んだり、、、

 

もちろん授業も勉強にはなりました。でも、彼らとの文化交流のほうが、僕の成長していた時間だったと思います。

 

人と関わることに喰らいつき続けてよかったなと思います。

逆に、言葉の通じない日本人を鬱陶しがらず、ずっと一緒にいてくれた彼らには頭が上がりません。(頭下げても感謝は通じませんが。)

 

 

 

やっと真に仲良くなれたのに、コロナのせいできちんとお別れも言えずに、日本に帰ることになり、とても悔しい悲しい。

 

でもそういう、「人」に対する思いを残して留学を終えることができるくらい、自分の内側に後悔が少ないのがとても嬉しく誇らしく思ってもいます。

 

 

 

留学って結局何が得られるの?語学力?異文化交流から学ぶことって何よ?

 

留学前にそう思っている人も多いと思います。僕もそう思っていましたし、今でも、「これが留学に行くメリットだ!」と一般化して言えるものはありません。

 

きっとひとそれぞれなのでしょう。

 

僕はいろんな人とのかかわりあい、話し合いの中から、日本じゃ知ることができなかったこと、経験することができなかったことがあったと感じ、それが自分の視野を広げたという意味で、留学で学んだものがあったと感じています。

 

どんな留学にするかはあなた次第です。

今後留学される方は、素敵な留学ライフを。

 

 

そしゃ、こんなところで。長くなり申し訳ありません。

今までありがとうございました。

ゆうた