イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

授業紹介-えみ-

<えみ>

えみです!
UIUCでは教育×脳科学の勉強をしていて、私は今期5クラス取っています!そのうち一つがESLというinternational students向けの授業で、ESLについては他の方も紹介してると思うので、それ以外の授業について書こうかと思います!

①Intro to Social Psychology(PSYC 201)
個人/集団行動での社会的要因を体系的に学ぶ授業です。慶應でも社会心理学の授業をとったことがありましたが、内容はかなり異なるので、日本で勉強したことがある方にもオススメです。社会心理学の授業は日本でも珍しいものではないですが、日本の授業とは進み方だったり学ぶことが結構違うので面白いです。
週50分×3コマで基本的には講義スタイルで、ちょこちょこ近くの人とディスカッションします。覚えることはめちゃめちゃ多いですが、200番代で今のところそこまで難しくない&課題も他の授業に比べたら少なめで楽しく受けられています(テストは割と多めです)。
この授業のためにi Clicker(40ドルくらい)というクイズに答えるためだけの機械を買わされました。もしこのブログを見てる人で使う機会がある人がいたら、FacebookのUIUCコミュニティで安く譲ってくれる人を探すといいかもしれません。あと、教科書を正規の値段で買うと150ドルくらいするので、電子版で良ければ安いのをネットで探すといいと思います。

②Personality Psychology(PSYC 250)
生物学的、社会学的観点など様々な視点からパーソナリティーについて学ぶ授業です。これも少しディスカッションがあります。週80分×2コマでテストがトータル4回、それに加えて課題がちょこちょこ出ます。先生はめっちゃ優しいので(仕事だからかもしれないけど)、いくら質問しても丁寧に答えてくれるし、今期の授業で一番楽しんでいます。

③Society and the Brain(MCB 170)
社会で直面する事象に対して、分子・細胞の相互作用レベルから脳領域、社会行動レベルまで、かなり広いレベルで分析をする授業です。週50分(完全講義)×2コマ+30分間のテスト+ディスカッション(オンライン)があり、毎週のテスト/ディスカッションの点数の合計で成績が決まります。神経科学/生物学寄りの授業で専門用語がかなり扱われるので、事前にある程度知識を持っていた方が理解がスムーズになるかと思います。先生の説明はかなりつまらないです…個人的に今期唯一後悔している授業です。

④Memory and Amnesia(NEUR 403)
記憶喪失について学ぶ授業で、先行研究を文学/メディア(ハリウッド映画など)と比較をしながら授業が進みます。週140分(基本的に講義)×1回なので、1授業でものすごい勢いで進みます。先生の話が上手で、また所々で症状に関連したドラマや映画を見せてくれるので授業自体はかなり楽しいです。ただし、基本的に院生向けの授業で今学期取っている授業では一番ハードに感じています(International Studentsが取るには厳しい授業だと言われました)。毎週3〜6本(50〜200ページ程度)の論文/本のリーディング課題が出され、試験は中間と期末があり、その他毎週short paperなどの課題が出ます。The アメリカのハードな授業!を受けてみたい方にオススメです。