イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

留学で感じた3つのこと #三輪

留学総括のトップバッターは、慶應大学から交換留学でイリノイに来ていた三輪くんです!

 

こんにちは。三輪です。

私は交換留学生として二学期間イリノイ大学で勉強しました。今は帰りの飛行機を待つ空港でこの記事を書いています。

今回は留学生活を振り返って思った3つのことをまとめたいと思います。

1. 多様性
イリノイ大学で生活していて感じたことは多様性です。インターナショナルカレッジということで、留学生はもちろん多いのですが、学部や学科も(少なくとも日本の大学よりは)多様に用意されています。そのため、友達の専攻を聞いても、「。。。?」みたいなことがよくありました。そういう友人と話したり、彼らの夢を聞くだけでも、私にとって貴重な経験になりました。日本の大学では、友人はほぼ日本人で、ほぼ同じ学部の学生と過ごしていた留学前の生活と比べると大きな違いです。価値観が変わるというありふれたフレーズでまとめたくはありませんが、いろんな価値観に触れられたことは確かです。

2. 生活環境の大切さ
生活環境の大切さを留学生活を通して強く感じました。日本でしか暮らしたことのなかった私にとって、これはものすごい大きな経験でした。水のまずさからはじまり、公衆衛生、公共交通機関のクオリティーなど、これらを日米で比較した際に、日本ってすごいなぁって、留学中何度も思いました。なので、これから日本に帰られることが嬉しすぎて、スタバで席を横取りされた朝の災難に対しても、全く怒りなど感じませんでした。
生活環境といっても、イリノイ大学は特別な点が多いと思います。「寒さ」と「無」がキーワードです。中西部ということもあり非常に寒いです。4月の中旬までダウンを着る生活をしていました。この土地で暮らすことで、寒さへの恐怖はしっかり植え付けられると思います。また、イリノイ大学は非常に田舎に位置しており、特に行く場所はありません。無です。ただ、その分、田舎のアメリカの町並みを感じられたり、その生活を体験することもできます。
日本では経験できない生活を送ることができたのは間違いありません。

3. 目標の大切さ
留学において最も大切なことだと思います。留学を実りあるものにするためには、具体的な目標を持つべきです。実際、私も目標を明確化していたからこそ、最後まで留学やりきることができました。私の留学は思っていた以上にハードでした。上述の生活環境へのショックや、心が折れそうになる授業内でのディスカッションなど、つらいものが多めです(もちろん、それに負けないぐらい楽しいことも多いです)。そんな時に、中だるみを感じることが多くありました。周りの友人でも同じように感じる人がいました。そういった状況において、目標が大切になってきます。これから留学される方は、ぜひ、なぜ留学したいのか今一度考えて明確化してみてくださいね。



留学報告書でよく見られるありきたりな内容になってしまいました。
これらが留学を通して感じたことの概要です。
9ヶ月間、いろいろなことがあり、選択の過程で失うものもありましたが、留学してよかったなと今は思っています。