イリノイ大学留学記

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の日本人留学生によるリレーブログ

冬休みの過ごし方 -保坂-

こんにちは、保坂です。今回は、春学期の授業が始まった今からすればとても贅沢だった冬休みについて書きます。僕は東海岸のとある都市でホームステイをしながら、各地へ旅行するという形をとりました。

クリスマスには年甲斐もなくプレゼントをたくさんもらったほか、豪華なディナーに舌鼓を打つなど、ホストファミリーのおかげでアメリカらしい経験をすることができました。

年末にはニューヨークに赴き、メトロポリタン美術館や9.11メモリアル、五番街などの主要な観光スポットを周りました。ニューヨークは初めてではなかったのですが、やはり他の都市とは違った雰囲気でとても刺激のある街だと感じました。が、この時のニューヨークは死ぬほど寒く、正直観光どころじゃないと思う場面もありました。それでも屋内を中心に十分楽しめたのも、観光地が多いニューヨークならではの強みだと思います。

f:id:kamoashi:20180130140230j:image

f:id:kamoashi:20180130140235j:image

 

元旦に向かったのは転じて熱帯にあるドミニカ共和国です。気温は30℃を超え、最低でも20℃を下回ることはないという素晴らしさ。首都サントドミンゴの空港に下りたった時には、前日までいたニューヨークと同じ惑星にいるとは思えない景色が広がっていました。大量の蚊と日夜格闘することはありましたが、綺麗なビーチ、美味しいフルーツ、陽気な人々、そして何より恵まれた気候に日々幸せを感じていました。街並みにはスペイン統治時代の面影も随所に見られ、歴史の面でも興味深い都市だと思います。
f:id:kamoashi:20180130140309j:image

f:id:kamoashi:20180130140316j:image

ドミニカ共和国から戻るついでにマイアミにも寄りました。ビズカヤ博物館やワインウッドウォール、サウスビーチなどを巡り、サントドミンゴとはまた違った温暖な気候に癒されました。ただ、治安はあまり良くないようで、道端で殴り合いをしている男たちや道行く観光客にひたすらコーラを乞う男性に遭遇しました。
f:id:kamoashi:20180130140328j:image

f:id:kamoashi:20180130140351j:image

 

これで無事に旅行を終えようと最終日マイアミ空港に行くと、ちょっとしたハプニングが。空港のフライト状況を載せた掲示板を見ると、僕のフライトの横には「9時間遅延」の文字。一瞬目を疑いましたが何度見返しても変わることはなく、その日は丸一日空港で過ごしました。しかし、不幸中の幸いとでもいうべきか、その遅延により次回のフライトで使えるバウチャーを頂いたので、これにより春休みにも旅行することが決定しました。